10月 秋の涸沢カール・奥穂高岳(4)下山(徳沢園のカレー・平湯温泉)編

北アルプス(穂高連峰)

前編の奥穂高岳山頂アタック編に続き、下山編をお届けいたします。

10時40分 テントを撤収して涸沢カールを後にします。

テントの数もだいぶ減ってきましたが、入ってくる方も多い為またすぐに一杯になりそうです。

涸沢カールテント場

涸沢ヒュッテ直下で、死にそうな顔をした登り登山者とすれちがいつつ、サクサクと下ります。

12時35分頃 涸沢ヒュッテから約2時間ほどで横尾に到着。

横尾大橋

横尾を休憩なしで通過し、徳沢園のカレー目掛けてラストスパートです。

13時20分 徳沢園に到着! カレー♩!カレー♩!!

人・人・人状態の中なんとか席の争奪戦に勝利。

紅葉シーズンの徳沢園は本当に人が多いので要注意です。

お味は安定の「うっま!!!」でした。

写真撮り忘れたので、初日の分を使いまわしさせてもらいます。

カレーを食べている間に雨が降り出し、その後本降りになってしまいました。。。

悪天からの逃げ切りには失敗しましたが、まあしょうがないです。

13時40分 上高地バスターミナルへ向けて出発。

徳沢園〜上高地バスターミナルの間が個人的にきつかったです。

今回の山行で履いていた靴は、ライトアルパインブーツのハイカット(スカルパ リベレHD)だったんですが、

カッチカチのハイカット靴で平坦な道を往復5時間半くらい歩くのはきついことを知りました。

テント泊+岩稜帯アタックを考慮すると、ある程度の剛性とグリップ性能が必要なのでライトアルパインを使用したのですが、

上高地ハイキングコース(禅問答コース)にハイカットライトアルパインは不適当だと個人的には感じました。

次回このコースを通りテント泊+岩稜帯アタックする場合は、ライトアルパインとマウンテンブーツの中間くらいの靴、

ローカット〜ミドルカット/ある程度の剛性はありつつ柔軟性もある/グリップ力がある

上記3スペックを兼ね備えたような登山靴を用意しようと心に決めました。

それからいろいろと調べた結果、スポルディバのTX4 ,TX5, ボルダーXあたりが最適なのではないかと考えています。

上記モデルは日帰り高山〜2泊程度の高山テント泊まで主力で活躍しそうなので、本気で買うことを検討しています。

購入した場合はまた使用感などをレビューするので、よかったらご参考ください。

15時50分 「あー、しんどい。。。」と思いながらも何とか上高地バスターミナルに到着!

大幅にペースダウンし2時間10分もかかってしまいました。

そっこーで、あかんだな駐車場行きのバスに乗ります。

この時点で頭の中は「温泉♩」でいっぱい。笑 単純な人間なんで、すんません。

あかんだな駐車場到着。 足を引きずりながら愛車に向かいます。

雨に打たれながら登山靴からサンダルに履き替えます。この瞬間の開放感が最高。

ゲートで駐車料金1200円(1日/600円)を支払い、平湯温泉へ向かいます。

今回、利用させていただいたのは、「ひらゆの森」さんです。

駐車場がいっぱいだったので、ぎゅうぎゅう詰めでの入浴を心配してたのですが、

中湯・露天風呂ともに特大サイズで、特に露天風呂は何個にも分かれているくらい広く

お湯も白濁+硫黄臭のThe 温泉といった感じで素晴らしかったです。

また利用したいと思います。 

今回の山旅は、紅葉の涸沢カールと奥穂高岳初登頂が目的だったのですが、

結果、天気にもまあまあ恵まれ両方とも十分に堪能することができました。

奥穂高岳山頂の景色や涸沢カールももちろん素晴らしかったのですが、

個人的に一番印象に残ったのは、穂高山荘直下からザイテングラートくらいまでの間に観た

涸沢カール+常念山脈の景観です。

本当に感動しまくりで、何度も足を止めて景色を眺めての繰り返しで、下山が進みませんでした。

今度は岳沢〜前穂高経由でこのルートをもう一度来れたらいいなと思います。

もう一度来たいと思う素晴らしいルートでした。

あとは、徳沢園のカレー。ここは外せません。笑

以上、お読みいただきいただきありがとうございました。

今後も継続して山旅ブログをアップしていきますので、よかったらよろしくお願いいたします。

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