今年もおかげさまでいろんな山、いろんな山旅に行くことができました。
今年登った13座のうち、個人的に感動した山 上位3位までを紹介しようと思います。
山行トータルではなく、山にピントを絞り紹介していこうと思います。
今年登った山は下記の通りとなります。
春 燕岳・北横岳・西赤石山・紫雲出山・屋島
夏 雄山(立山)・黒部五郎岳・三俣蓮華岳・堂山
秋 妙高山・久住連山・奥穂高岳・上佐山・日山(高松)
冬 北横岳(八ヶ岳)・車山
山の印象ってその時々の天候等の条件に左右されると思うのですが、
条件に恵まれた結果のランキングとして参考にしていただけると嬉しいです。
3位 紅葉の奥穂高岳
言わずと知れた日本第3位の標高を誇る北アルプスの百名山です。
涸沢カール発で、山頂で日の出をハントする為にナイトハイクしました。
紅葉真っ盛りの10月上旬で、天候は晴れ、やや雲あり。
山頂からの景色は素晴らしく、槍ヶ岳・常念山脈・穂高連峰・笠ヶ岳・裏銀座、、、
360℃北アルプスの山々に囲まれ最高でした!
個人的にそれ以上に感動したのは穂高山荘から涸沢カールに降るルート上から観る景色です!!
常に目の前に見える状態の涸沢カールと常念岳のセットは圧巻の一言で、
素晴らしすぎて何度も足を止めて写真を撮りました。
奥穂高岳山行の詳細↓↓
2位 お盆の黒部五郎岳
アクセスが困難なことで知られる北アルプスの百名山です。
黒部五郎岳のピークを踏むには、普通の行程で1泊以上かかる為なかなか敷居の高い山かと思います。
但し、その分山頂からの景色は素晴らしく、
特に眼下の黒部五郎カールと黒部五郎小舎周辺、黒部源流域の山々の景色は本当に感動的でした!
振り返ると太郎平に続く魅力的な稜線、西方には遠く白山の姿も望めました。
雲ノ平と薬師岳、遠くに立山までの景色も息をのむほど美しかったです!
薬師峠からの長ーーい道のりを歩いてきた達成感も加わり、山頂から景色を眺めた時には何とも言えない気持ちになりました。
夏真っ盛りの天気は快晴、北アルプス付近だけが晴れており周りの下界には雲海がかかっているという不思議な空模様でした。
360℃見渡せる感動的な北アルプスの山々を取り囲むように雲海が広がっており、絶景+幻想的な景色を見せてくれました。
行くのは大変ですが、また再訪したいと思いました。
黒部五郎岳に関する詳細についてはまたブログにアップさせていただきます。
1位 残雪の燕岳
アルプスの女王としても知られる北アルプスの二百名山です。
中房温泉登山口からのルートは北アルプスの三大急登と言われていますが、
休憩所や登山道等のインフラがめちゃくちゃ充実しているうえ、登山者も多く安心感がありものすごく登りやすい山です。
自分は雪山登山の経験がなかったのですが、初めての雪山として選んで良かったと思います。
人気の山というのは、その山のポテンシャルの高さが重要なのはいうまでもなく、
人の手が加わり完成するものなのだと改めて思いました。
登山口から山荘に至るまで、、長く人に愛され続けてきた山の歴史を感じました。
合戦尾根を登りきりきった時に現れる裏銀座方面の大パノラマは本当に感動的でした。
遠近感がおかしくなるくらいの迫力で、その瞬間来てよかったと心の底から思えました。
そして、燕山荘前から観た日の出も忘れられない景色になりました。
燕岳から望む景色も素晴らしく、遠くに立山や後立山連峰まで望むことができます。
振り返ると槍ヶ岳へと続く表銀座の縦走路が続き、その先には槍が岳が鎮座しています。
この景色も本当に感動しました。
絶対に表銀座は縦走しようと決意した瞬間でした。
燕岳は超人気の山で、北アルプス入門の山としても知られているのですがそれも納得です。
これからもたくさんの登山者を引き寄せること間違いなし、魅力的な山でした。
燕岳登山の詳細↓↓
以上、今年登ってよかった山 ベスト3ランキングでした。
個人事になってしまい恐縮ですが、この1年の登山を振り返ると、改めて登山っていいな!と思えた年だと思います。
来年の目標は本格的な雪山登山に挑戦すること、今年の山行での反省点を来年は改善すること。
あとはもっともっと山を通して人との出会いを増やしていきたいなーと思ってます!
来年も皆様にとって素晴らしい1年になりますように。
長くなりましたがお読みいただき誠にありがとうございました。
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