10月 秋の涸沢カール・奥穂高岳(2)涸沢カールで非自立式テント泊編

北アルプス(穂高連峰)

10月8日,9日に涸沢カール・奥穂高岳へソロテント泊登山にでかけました。

前編の上高地編に続き、横尾〜涸沢カール編をお届けいたします。

横尾〜涸沢カールのルートは人気のルートだけあり、とても歩きやすい道でした。

緩やかな登りと急登がバランスよく混在するのも登りやすいと感じる一因だと思います。

その先には涸沢カールの大迫力の景色が。。。

下記に続きますのでよかったらご拝読ください!

9時30分 涸沢カールへ向けて横尾大橋を渡ります。

冒険への入口感がありワクワクします。笑

本谷橋までの序盤は平坦な道が続き、途中から緩やかな登りになります。

横尾大橋

屏風岩っぽいものが見えてきました! かっこいい。。

屏風岩?

10時30分頃 まだまだハイキング気分が抜けきらないまま本谷橋に到着。

沢際でつかの間の休憩です。ひんやりして気持ちの良い場所でした。

夏とか暑い時期はここがオアシス的な場所になりそうです。

※写真右上の橋はグラグラ揺れてなかなかスリリングでした。

オアシス本谷

名前は分かりませんが、綺麗に色づいた植物を発見。。 可愛い。。

謎の植物

本谷橋を出発し、涸沢カールへ向かいます。

急登と緩やかな登りを繰り返しながら、よく整備された登りやすい登山道を歩いていきます。

本谷橋から30分ほど登ったところで、涸沢カールがチラ見え!

20分ほどでSガレに到着。本谷橋からは1時間ほどかかりました。

ここでしばしの間休憩。涸沢カール・穂高がだいぶ近づいてきました。

Sガレからの穂高方面の景観

Sガレを出発して少し登ったところ。紅葉が綺麗に色づいてきてます!

Sガレから30分ほどで涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐に到着です。

今回はテント泊なので涸沢ヒュッテの方へ進みます。(テント場の受付は涸沢ヒュッテ)

涸沢分岐

分岐から涸沢ヒュッテまでラスト10分ほどの登り!

個人的にここの登りが1番きつかったです。

涸沢カールの裏手から登っていると、いきなり涸沢ヒュッテが目の前に出現します。笑

12時20分頃 横尾から3時間弱で、憧れの涸沢カールが目の前にドーーーンッ!と出現! しかも絶賛紅葉中。

個人的にはドーーーンッ!という言葉が一番しっくりくるような、大迫力な景色でした。

雷鳥沢や黒部五郎カールとは全然雰囲気が違い、カールといってもいろいろ個性があるんだなーと、面白かったです。

涸沢カールは上記2つのカールに比べ、より山が近くタイトな感じを受けました。

180度を3000m級の天然のお城に囲まれてるよような感じ。

次の日、穂高山荘からの下り前半、涸沢カールの感動的な美しさを別の角度から目の当たりにすることになります!

涸沢ヒュッテのテラスから
涸沢ヒュッテのテラスから

さっそく今夜宿泊のお宿、ワンポールテントのルナーソロの建設開始です。

既にヒュッテ側とメインストリート側は場所が埋まっていたため、涸沢ヒュッテの西側の裏道沿いに張らせていただきました。

以前から涸沢カールのテント場は岩だらけでペグ打ちができないことは知っていたため、

非自立式テントが設営できるか不安だったのですが、すんなりと設営完了。

意外とスペースが広く地面が平だったことに加え、ヒモを固定する手軽な岩がたくさんあったことが功を奏しました。

テント場受付でコンパネの貸し出しのサービスもあるのですが、自分が到着した頃には既に完売してました。

自分は地面ガタガタでも爆睡できましたが、神経質な方は繁忙期の涸沢でテント泊する場合は

早めに到着しコンパネを確保することをオススメします。

今夜のお宿

お腹も空いたしお昼でもと思い涸沢ヒュッテへ向かうと、まさかの大行列40分待ち!笑

ここで紅葉の涸沢カールの洗礼を受けることになりました。。

風も出てきて寒かったため、おでんをチョイス。量が足らなさそうなので牛丼も注文。

そして生ビール!山での生ビールは格別です!が、寒い日にビールを飲むと体が冷えるので要注意ではあります。

満腹になったところで、テントの受付へ向かいます。

テントの受付は涸沢ヒュッテのすぐ近く、涸沢小屋方面へ少し下った場所にあります。

ここでも行列。笑 繁忙期涸沢ヒュッテはこんな感じです。

この後、テントに戻りご飯を食べ終わると日が暮れ始めたので早めの就寝です。

仲間連れで来ている方が多く、ワイワイ楽しそうでした。次はみんなで来て、ワイワイ楽しむのも良いなと思いました。

明日は天気が良ければ奥穂高岳の山頂へアタック!晴れるといいなー。

ご閲覧ありがとうございました!

次回 奥穂高岳編へ続く。

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