10月 秋の涸沢カール・奥穂高岳(3)奥穂高岳山頂アタック編

北アルプス(穂高連峰)

10月8日,9日に涸沢カール・奥穂高岳へソロテント泊登山にでかけました。

前編の涸沢カール編に続き、奥穂高岳編をお届けいたします。

夜中の2時半に起床。

気温は測っていないので、はっきりとは分からないのですが、かなり冷え込みました。

ベースレイヤー+フリース+タイツ+パンツ+ホッカイロを着込み寝袋の中へ。

寝袋はナンガのオーロラ600DXを使ったのですが、まったく寒さを感じることなく爆睡できました。

ちなみに自分は寒がりです。

そして、テントのファスナーを開け空を見てみると、満点の星空。快晴です!

というわけで、奥穂高山頂アタック決定です!

すぐに涸沢小屋に到着。今回は涸沢小屋のルートからナイトハイクしました。

下山時に気がついたのですが、涸沢ヒュッテキャンプ場からの登山ルートもあるようです。

距離はそこまで変わらないように見えました。

涸沢小屋の奥穂高方面への分岐

5時10分頃 穂高山荘に到着。涸沢のテント場から1時間半ほどでした。

東の空がいい感じに燃え始めてます。

涸沢カールから奥穂高山荘までは真っ暗で何も見えなかったため写真はないのですが、

ザイデングラートあたりからの急登はけっこうきつかったです。

もちろん油断禁物なのですが、個人的にはこのルートで特別危険を感じることはなかったです。

穂高山荘の前庭から

穂高山荘と奥穂高岳の組み合わせが良い感じです。

ここでしばしの休憩です。

穂高山荘と奥穂高岳
穂高山荘

奥穂高岳山頂へ向けてアタック再開です。初っ端からハシゴを登ります。

小屋が小さくなってきました。未だ登ったこのない槍様がチラ見えしてます。

常念山脈の向こう側が良い感じに色づき始めました。

はーーーーッ。。。この景色見ながら歩くのめちゃくちゃ気持ち良い。

常念山脈

槍ヶ岳へと続く穂高の稜線が姿を現し始めました。

穂高連峰と槍

八ヶ岳と富士山も見えてきました! 山頂での日の出間に合うか?!

八ヶ岳と富士山

5時50分 奥穂高岳山頂に到着です! 

立山に次いで人生2回目の3000m峰からの景色は圧巻でした。

奥穂高岳山頂

ちょうどジャストタイミングで太陽がひょっこりと出てきました。日の出から元気もらいます!

日の出の瞬間

涸沢岳・北穂高岳・槍ヶ岳方面の荒涼とした稜線の景色です。か、、、かっこいい。。。

涸沢岳・北穂高岳・槍ヶ岳方面の景色

ジャンダルムから西穂高岳への稜線の景色です。お、、、恐ろしいが迫力あるわ。。。笑

ジャンダルムと西穂高岳

上高地・焼岳・乗鞍岳方面の景色です。美しい。。。

上高地・焼岳・乗鞍岳方面の景色

富士山と南アルプスの景色です。

富士山と南アルプス

常念岳。奥穂高岳から見る常念岳は本当に美しかったです!

常念岳

山頂から360℃の大展望が素晴らしかったです。次は岳沢から前穂高岳経由で来てみたいですね。

名残惜しいですが、下山開始です。

所々、うっすらと雪が積もっていてけっこう怖い箇所もあったので、

心配な方はこの時期はチェーンスパイクを持参するのもありだと思います。

山小屋上のハシゴ場

7時5分頃 穂高山荘到着。三段式雪だるまが出迎えてくれました。。笑

7時20分頃 下山開始です。

下山開始直後から景色が素晴らしすぎてなかなか前へ進みません。

涸沢カールと常念岳の組み合わせが本当にかっこよすぎて。。。

いつか常念岳の山頂から穂高連峰を見てみたいと強く思いました!

涸沢カールと常念岳

このルート、めちゃくちゃ気持ちいーーー!

涸沢カールと常念岳・蝶が岳

最後に常念岳をアップで激写。

常念岳

涸沢カールの上の方まで降りてきました。

ここらへん紅葉がきれいでした。紅葉を楽しむならこのルートが良いかな。

9時20分頃 涸沢小屋に到着。 穂高山荘から2時間かかりました。

涸沢小屋で豚丼(正確なメニュー名忘れました)汁付きとオランジーナを注文。

体に沁みすぎてあやうく昇天しそうになりました。笑 美味しかったです。

体力回復したところでテント場へ戻り、テント撤収します。

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。

次回、涸沢カール〜上高地下山 徳沢で再びカレー編に続きます。

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